母親・リースが命がけで子を産みましたが、今回は赤ちゃんたちを少し傷つける出産となってしまいました。
出産時の怪我は避けようがないことをご理解いただければと思います。
赤ちゃんたちの現在の怪我の様子です。
お迎えをご検討の方には大切なお話になるため、正直に記載いたします。
第一子ちゃん
出産時に腹部、左足の甲と裏に切り傷、刺し傷が生じました。
また、生後5日目に父親に尻尾を噛み切られる事故がありました(どういう事故だったかは 生後5日目 の記事を参照してください)。
左足
発見が遅れ、気付いたときには腫れあがっていましたが、流水で洗い、抗生剤を塗って処置しました。
腫れがひくのに少々時間がかかりましたが、段階的によくなり、今は傷も塞がりました。
足の甲の傷跡。
刺し傷でした。
(ブレブレで見にくくてごめんなさい)
足の裏。
切り傷です。
足の裏が黒に変化しているため傷は分かりません。
歩行に問題はないです。
腹部
傷を確認したときには出血はなく、浸出液で覆われていました。
皮膚の表面を切っただけのようだったのと、母親が排泄を促すために陰部を舐めるため、薬を塗ったりの処置はしませんでした。
順調に回復し、5日ほどで傷が塞がりました。
傷口は白い線になって残っています。
傷はこのまま残ってしまうと思います。
それと、陰部も怪我をしたのかどうか、はっきりとしませんでした。
固まった浸出液に覆われている、まだ性器が小さい、陰部の形がそのコそのコで違っている、じっとしてくれなくてよく観察できない、写真を撮っても体勢や光線の加減で印象が変わる……で。
成長し、最近の印象では腹部側が少し傷ついてるように感じます。
↑ 生まれた次の日のものです(動画のキャプチャーなので、画質が荒いです)。
浸出液で覆われているため、どこにどのような傷を負っているのか、よく分かりませんでした。
肛門についているツブツブは?さんです。
肛門側には傷はありません。
性器全体が傷ついているようではなさそうです。
出血やかさぶたは確認していないので、皮膚が傷ついた程度の浅い傷で、泌尿器には問題ないと思います。
生まれてから排尿困難等の問題は発生しておらず、無事にここまで成長しています。
怪我の話とは関係ないですが、太ももの裏側をさすられるのが好きな個体が多いです。
撫でてあげると、足をピーンと伸ばします。
尾
生後5日目に尻尾の3分の2を失いました。
出血はほとんどなく、流水で傷口を洗い、抗生剤を塗って処置しました。
腫れたり膿んだりすることもなく、順調に傷口は塞がりました。
あとは傷口が綺麗に治るのを待つのみです。
尻尾が短いことは生活する上で問題はないと思います。
出産時に母親に誤って尻尾を噛み切ってしまうことは珍しいことではなく、野生でも動物園でも個人ブリードでも尻尾の短い個体がいます。
第二子ちゃん
出産時に尻尾の先を怪我しました。
傷は深かったです。
壊死しないか心配でしたが、尻尾の先を温存することができ、喜んでいました。
しかし、成長と共に傷も大きくなり、今後どうなるか分からなくなりました。
↑ 尻尾の上側です。
生まれたてで出来た小さい傷だと思っていても、成長と共に傷も大きくなってしまって、折れないか心配です。
↑ 尻尾の上側です。
皮膚が硬くなって、剥げてます……。
これが尻尾の下側なら床に擦って、こうなってしまったのかなと思うのですが……。
もしかしたら、壊死して尻尾の先が取れてしまう可能性があります。
壊死は治らないため、見守るしかないのがもどかしいです。