9月25日のミーアキャットの赤ちゃんたち。
生後36日目。
今日、赤ちゃんたちは初めてお父さん・ケヴと直接会いました。
ケヴは子殺しの前科があるので、お譲りする赤ちゃんたちと直接接触させないようにしてきたのですが、ちょっと思う事がありまして会わせることにしました。
それについては下部の動画欄にて。
それと、第一子ちゃんは家に残す予定なので、そろそろ群れの一員にしないといけないかなという思いからです。
今まではケヴにはケージから赤ちゃんたちの様子を見てもらっていました。
そして今日、ケヴが穏やかで、妻のリースも穏やかかつケヴから赤ちゃんを守るためにほどよく警戒していることを確認。
最初はプラケースに赤ちゃんたちを入れてケヴの様子を観察。
次にケージに赤ちゃんたちを入れて様子見。
最後に、手に赤ちゃんを持ってケヴに近づけて、反応しないことを確認した上で、赤ちゃんを床に放ちました。
娘のナギのことを受け入れたので、双子ちゃんたちも大丈夫なはずと思いつつも、嚙まれたら一瞬で終わってしまう可能性もあるので、段階を踏みながら進めました。
とても緊張しました。
リースを頼りにしていましたが、私が何度も躊躇して時間をかけすぎたせいで、いざ赤ちゃんとケヴを直接会わせるときには寝てましたw
そこはナギがカバーしてくれて、赤ちゃんに付き添い、ケヴの監視をしてくれました。
頼もしい娘だ。
結局、当事者のケヴと双子ちゃんは全然緊張感がなかったというw
警戒することなく、自然に接していました。
ナギが異様に第一子ちゃんを可愛がっているのですが、第一子ちゃんもナギを慕い、そして、ケヴにもべったりでした。
第一子ちゃんは常に誰かと一緒にいたいタイプみたいです。
第二子ちゃんはひとりでホリホリに夢中になっていました。
しっかりお仕事するタイプなようです。
体重
第一子ちゃん :: 269g → 286g
第二子ちゃん :: 303g → 325g
YouTube
父親・ケヴと双子ちゃん、初対面!
ケヴと会わせることにしたのは、普段甘噛みさえしないのに、第二子ちゃんがきつく噛んでくることがあるからです。
私のズボンや姉のナギを噛んでブンブン首を振るのです。
遊んでいるときにヒートアップして噛んでいるわけでなく突然です。
両親からあまあまで育てられたナギは第二子ちゃんに噛まれてショックだったらしく、母親・リースのところへ逃げて行ってましたw
それからナギは第二子ちゃんにマウントを取ったり、第二子ちゃんを遠ざけたりしていました。
以後、ナギは噛まれてはいませんが、第二子ちゃんに予測不可能な噛み方はダメだと教えられぬまま。
母親・リースは育児にはもう積極的に参加してないし、赤ちゃんながらもリーダーでもある母親にじゃれてはいけないことを心得ているので、リースにその指導はムリ。
となると、父親・ケヴしかいないなぁ……と思ったわけです。
ミーアキャットは上位のメスは下位のメスの監視をし、気に食わないことがあれば群れから追い出します。
上位のオスは下位のオスを監視します。
上位のメスが下位のオスの監視をすることはないそうです。
赤ちゃんの育児や教育に関して雌雄が関係するのかは分かりませんが、オスの第二子ちゃんの教育を父親に任せてみようと思いました。
案の定といいますか、第二子ちゃんは早速ケヴを噛みました(動画参照)。
噛む手加減が出来ないだけなのか、先手必勝と思っているのか……。
第一子ちゃんにマウントを取ってたり、占有欲が強かったりして、プライドが高い印象がありますが、普段は甘噛みもしてこないし、荒々しい性格ではないと思います。
手で体を掴むと大人しくなるし(第一子ちゃんは掴むと大暴れします)。
大人びてるので、上下関係の確認でもしているのかなという印象です(叱られると噛まなくなる)。
嚙まれたケヴは第二子ちゃんを噛んで、ダメだと教えていました。
望みをかけてたとはいえ、ケヴもちゃんと教育できることにも正直驚きました。
ナギはケヴに激しくじゃれついて育ったのですが、ケヴは一度も怒ったことがなかったのです。
やっぱり第二子ちゃんの噛み方はダメなヤツなんだね。
さて、第一子ちゃんはそんな噛み方をしたらダメなんだよって分かってくれたかな?
注意されてる場面を見て、びっくりしてオロオロしているナギがちょっと可愛かったです❤
やっぱり温室育ちのお嬢でした。